【園長メッセージ】

2023年度を振り返って、やはり、あっという間でした。暑さや寒さ、台風、地震、水害、自然の事象に大きく影響を受けた1年であったという印象があります。感染症など健康面でも油断できない日々ではありましたが、子どもたちはすくすくと成長し、ずいぶん逞しくなったように思います。ぞう組の子どもたち、あと1ヶ月で小学校に進学します。3月31日まで親子で登園していたのに、4月1日からはいきなり一人で学童クラブなどに行くことになります。これって、すごいことだよね、といつも学童クラブの職員と話すのですが、そういうところにも子どもたちの逞しさが表れているように感じます。他のクラスの子どもたちも、何となく進級することが分かって、ワクワク楽しみにしている子、ソワソワ落ち着かない子、ドキドキ緊張気味の子、などいろんな心持が見られますが、一人ひとりの気持ちを受け止めていきたいと思っています。

保護者の皆様にはいろいろな場面でご協力いただきまして、本当に感謝申し上げます。　クラス懇談会ではお忙しい中お集まりいただき、温かいお言葉を頂戴したり、色々なご意見をうかがうことができました。

保育園では日々の生活のこと、行事の在り方など考えながら過ごしてまいりましたが、これからも、子どもたちにとっての最善は何か？を第一に職員で話し合いながら、保護者の皆様にもお力を借りながら、YMCAの理念に基づいた保育を実現していきたいと思います。

４月からの1年間で、一人ひとりの子どもたちは、それぞれにできることが増えたり、友だちと遊ぶ楽しさが広がったり、顔つきも体つきも一回りも二回りも大きく成長しました。保育園での時間も貴重な時間ですが、何よりご家庭でのご家族からの愛情が注がれていなければ、子どもは成長していけません。これからも温かく見守っていただきながら、1日1日に感謝し、『今』を生きる子どもたちと保育園も子どもたちとともに成長していきたいと思います。

一年間たくさんのご協力ありがとうございました。また引き続き、来年度もよろしくお願いいたします。

園長　高橋かおり

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