【園長メッセージ】

木々に若葉が色づき日々、成長をとげています。5月は育ちのときです。 進級入園してから一ヶ月がたちました。子どもたちの保育園で過ごす姿に少しずつ、それぞれの心もちがあふれはじめました。新しい友だちや保育者との出会いや新しい保育室。新しい環境に対しての心細さや戸惑いを思いっきり泣くことで心から伝えてくれた子。新しい仲間・はじめて触るおもちゃに目を輝かせて、時間があっても足りないほど、興味いっぱいに遊んでいる子。ー緒に遊んでいるお友だちに興味をもち、名前を覚えたり、112人の子どもたちには、「今」のそれぞれの心もちがあります。 4月からはじまった園生活の中で、楽しい日・寂しい日、元気いっぱい遊べる時・保育者にたっぷり甘えたい時。いろいろな気持ちの時があります。「どんな気持ちだってみんないいのだよ」、「思いっきり泣いても、笑ってもいいのだよ」、「ゆっくり過ごそうね」。 その時、一人ひとりが感じていることを、自然にその子らしく「今の心もちを安心してあらわしていいのだよ」と伝えながら、一日一日をすごしています。子どもたちの心もちが自然にあふれる園生活。そして何よりも様々な遊び、場面、環境を通して、子どもたちが自ら育とうとするその力を自然に受けとめ、育みたいと思っています。

先月は、クラス懇談会へのご出席ありがとうございました。 園での保育・教育方針や内容を少しでもお伝えできる時となりましたでしょうか。保護者の方々からも、「こんなに成長してきました。」「うちの子は心配ないでしょうか？」、等々、様々な意見交換の機会ともなりました。子どもの成長の喜びがある反面、心配や不安も言い尽くせないことと思います。日々、育ち行く子どもたちを、共に見守り育てていきたいと思います。ご一緒により添い、悩み、考えて行きたいと思います。 　

園長　藤野恭子

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