YMCAキャナルコート保育園 > ニュース一覧 > 2024年11月の園だよりをアップしました
「 感謝のとき 」
寒さの訪れを朝晩に感じるころとなりました。
目で楽しんだ紅葉も、今度は子どもたちにとってはお散歩で見つけた宝物です。パリパリと音のする自然の楽器へと変身しています。11月は「感謝のとき」です。 自然の贈り物・自然の恵みに感謝しつつ、また自然の中に美しいもの、心響くものを発見できる感性を子どもも大人も持ちたいものです。ご自宅から保育園までの道のり、早速探してみてはいかがでしょうか? 保育園では11月の行事のひとつとして、収穫感謝祭を行います。
私たちも毎日の糧を与えられていることを改めて心に留め、子どもたちと「ありがとう」と感謝する一時を持ちたいと思います。当日は、3・4・5歳児の子どもたちが、給食の「豚汁」の野菜を切ったり、ちぎったりに挑戦し、自分たちで作った食事を感謝しながらいただきます。日々の生活の中でも、大切にしていきたいことです。 「感謝の気持ちを持つことは幸せなこと。」日々の何気ない中での「ありがとう」の気持ち。「ごはんを作ってくれてありがとう」「元気に登園できること、仕事に行けることにありがとう」「ドアを開けてくれてありがとう」「家族みんなで今日一日を過ごすことができてありがとう」等々。 目の前にある物、起こること等、当たり前のことでなく、「ありがとう」という気持ちをもって、子どもと共に言葉に表わして感じていくことが、とても大事だと思います。特別なことではなく、何気ない「ありがとう」を子どもにも伝えていきたいものです。自然と幸せな気持ちになってくるはずです。この幸せな気持ちが、園の目標でもある、"思いやりが持てる子"を育てる大切な道筋でもあります。なぜなら、思いやりの気持ちは、身近な人と共に育ち、幸せの中で育まれるものですから。"日々の感謝"を考えさせられる11月です。
(園長 藤野恭子)