YMCAキャナルコート保育園 > ニュース一覧 > 2025年3月の園だよりをアップしました
【園長メッセージ】
「 きぼう 」
春の訪れを木々や花々や心地よい風が運んでくれる頃、今年度の最後の月を迎えました。3月は希望の月です。泣いて、笑って、友だちとたくさん遊んで、けんかして。この一年を振り返ってみると、子どもたちの元気な笑顔と泣き顔が浮かんできます。「遊びの中での学び・生活の中での育ち」を大切に日々の生活や様々な活動を通して、子どもたちの育ちを見守ってきました。「おもしろそうなものは、さわってみたい」、「知らないものは、知りたい」、「自分でやりたいことは、やってみたい」や「自分ひとりで、やりとげたい」、「してはいけないことに気がつき、その思いに負けない勇気をもつ」などの様々な探求心・想像力・自立心・自律心が一人ひとりの心の中に宿っている子どもたち。ゆっくりとじっくりと興味をもって取り組む姿には、驚くと共に喜びに溢れる一年でした。子どもたちの心の豊かな広がりを強く感じ、うれしくなってしまう月日でした。
東京YMCAの教育方針のひとつ、「やさしい心・豊かなかな知性・健やかな身体」の確かな育ちを、一人ひとりの子どもたちの内に感じております。"主体的に生きる力・今を生きる喜び"をこの乳幼児期にしっかりと育み続け、生涯にわたる生き方の基礎をさらに培っていきたいと考えています。この喜びの育ちが、進級や就学の次なる希望の糧となることを願っています。
これからも共に子どもの育つ力を信じ、かけがえのない命を大切に守り育てていく歩みを強めてまいりたいと思います。また、2月にはクラス懇談会に大勢の保護者の皆様にご参加いただきまして、ありがとうございました。この一年間、保護者の方々のご理解とご協力をいただきありがとうございました。皆様と出会えましたことに心より感謝いたします。
(園長 藤野恭子)