【園長メッセージ】

「　めぐみのとき　」

空の晴れ間の青空が、元気いっぱい遊ぶ力を与えてくれます。これからやってくる梅雨の長雨も、育ちの源を潤してくれます。６月はめぐみのときです。うれしい太陽も、降り続く雨も育ちに必要なめぐみとして私たち一人ひとりに与えられる大切なものです。「また雨！」と大人はつい思ってしまいますが、子どもにとっては、チャプチャプと大好きな水遊びのはじまりです。
５歳児クラスでは今年度も長靴・レインコートを着用して"雨遊び"を予定しています。雨の中にも、子どもと共に楽しみを感じたいものですね。 園庭の晴れ間の中で、虫や葉っぱを見つけては「見て、いっぱい葉っぱがでているよ！」と、発見をうれしそうに伝えてくれます。３・４歳児クラスでは、「この葉っぱの名前は何だろう」と、"虫や植物"の本を持ってきてどうやって大きくなるかを得意げに教えてくれる子。探究心や知的好奇心の育ちを感じる、小さな研究者の誕生です。
めぐみに守られて、"感動すること"と"知ること"をたくさん経験し、いつくしむ心やいのちの大切さを育んでいきたいと思います。

（園長　藤野恭子）