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2026年3月01日

2026年3月の園だよりをアップしました

 

「きぼう」

春の訪れを木々や花々や心地よい風が運んでくれる頃、今年度の最後の月を迎えました。3月は希望の月です。先日閉幕した「ミラノ・コルティナオリンピック」では、開催地それぞれの地域性を大切にした運営がとても印象的でした。そこには、イタリアに根づく「カンパ二リズモ(Campanilismo)」という考え方があると言われています。開催国である「イタリア」は、自分の生まれ育った町の誇りをとても大切にしています。それぞれの地域で自分たちの文化や伝統を守りながら生活している姿は、とても豊かに感じられます。

日本にも、ふるさとを大切に思う心や、日本の文化にもどこか通じるものがあります。「わたしたちの園」「わたしたちのクラス」という気持ちも、子どもたちの中に確かに育っているのではないでしょうか。自分の居場所を大切に思うこと。そして同時に、ほかの地域や人の違いも尊重すること。園での一年間は、まさにその心を育む時間だったように思います。友だちと過ごした毎日が、子どもたちにとっての"ふるさと"の一つになっていれば嬉しいです。

この一年を振り返ってみると、子どもたちの元気な笑顔と泣き顔が浮かんできます。「遊びの中での学び・生活の中での育ち」を大切に日々の生活や様々な活動を通して、子どもたちの育ちを見守ってきました。「おもしろそうなものは、さわってみたい」、「知らないものは、知りたい」、「自分でやりたいことは、やってみたい」や「自分ひとりで、やりとげたい」、「してはいけないことに気がつき、その思いに負けない勇気をもつ」などの様々な探求心・想像力・自立心・自律心が一人ひとりの心の中に宿っている子どもたち。心の豊かな広がりを強く感じ、うれしくなってしまう月日でした。

東京YMCAの教育方針のひとつ、「やさしい心・豊かな知性・健やかな身体」の確かな育ちを、一人ひとりの子どもたちの内に感じております。"主体的に生きる力・今を生きる喜び"をこの乳幼児期にしっかりと育み続け、生涯にわたる生き方の基礎をさらに培っていきたいと考えています。この喜びの育ちが、進級や就学の次なる希望の糧となることを願っています。これからも共に子どもの育つ力を信じ、かけがえのない命を大切に守り育てていく歩みを強めてまいりたいと思います。
また、2月にはクラス懇談会に大勢の保護者の皆様にご参加いただきました。行き届かないこともありましたが、皆様との出会いに心より感謝いたします。 

                                                    (園長 藤野恭子)

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