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2026年7月01日

【ご案内】園便り7月号を掲載しました

 

「探しなさい。そうすれば、見つかる。」    
 マタイによる福音書7章7節

雨の多かった6月が過ぎました。初めて見るような大水の被害や、鳴り響いた緊急地震速報に驚かされましたが、無事に保育園は守られています。

日に日に強くなる日差しの中、目に見えてすくすく育っている、一人ひとりの子どもたちです。
そして、小松菜、ナス、トマトを年長の子どもたちといっしょに育て、給食で食べました。保育園ならでは食育の一環として、自然の日光の下で農薬やネットを使わずに育てました。エグミもたっぷりの小松菜や、皮の厚いナス、なかなか赤く色づかなかったトマトなどの野性味たっぷりの収穫は、まだまだ続く予定です。小松菜にはチョウチョがたまごを生み、青虫のおいしいエサとなっていく様子をため息とともに見守っています。(「虫がかじった小松菜は食べない」という声も聞かれましたが・・・!)

緑が豊かな園庭には、アリ、ミミズ、ダンゴムシ、モンシロチョウやアゲハチョウの幼虫、ヤモリやトカゲ、ビオトープにはメダカが生息しています。子どもたちは生き物を探し、見つけ、集めて、力の限り愛で、「ヤモリを飼いたい。」「お家をつくろう。」「エサは何かな?」「調べてみよう!」とがんばりました。でも、生きた昆虫の餌を集め、世話をすることは簡単ではなく、数日で、命は、はかなく散ってしまったヤモリです。「見つけた所に返そう!」と埋めました。

そうです。生命は、はかなく、心はもっと、傷つきやすいものです。私も最初の子育てでは、出口の見えない不安と、誰にもわかってもらえない孤立感に襲われました。自分のことは私の力で何とかできるのに、お腹を痛めた子どもでも「私ではない他人」だと、どうしても認められなかった初めの何年間か! 言葉の通じない子どもは、ちっとも私の思い通りにはいかずに葛藤していました。

人生のパートナーを表す英単語に「より良い半分」という意味の"better half"があります。だれかと向き合う相手を私より「より良いベター」だと、思えたら・・・!愛情が満ちた関係になるのだと思います。

思い通りにいかなくて、うまくいかない私の人生でも、幸福をあきらめないで、どこまでも探し続けていきたいものです。

今年の夏も、きっと更に暑くなるでしょう。ブドウがたわわに実っています。最初に鳥が食べて教えてくれる、美味しい実りを願いつつ、ご家庭のみなさまの心と身体が健やかに過ごせますように、健康をお祈りいたします。

(園長 今井 世都)

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