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2026年8月01日

【ご案内】園便り8月号を掲載しました

 

「平和な人には未来がある。」詩編37章37節

猛烈な暑さが続いた後、7月28日熊本地震が起き、多くの方々が被災されました。8月の主題は『平和を祈りあう』ですが、災害と紛争が続き毎日、世界の平和から、遠ざかっているように感じる今、不安だけがつのります。なぜ災害がおきるのでしょう。なぜ人類は力で争うのでしょう。

「代われるものなら代わってあげたい。」と私も子どもが病気の時に思ったものですが、同じ苦しみを味わうことはできません。尊敬する牧師が、子どもを失って悲しんでいる人に出会った時、ご自分がお子さんを失った苦しみは「この時のためだったのだと初めてわかった。」と寄り添った経験を話してくれたことがありました。他の人の心を傷つけたことで自分の心も深く傷ついている人が、「私はしあわせになっちゃいけないと思う。」と言いました。幸福になってはいけない人はいるでしょうか?今こそ、私の幸福=Well being を大切にしたいと思います。

保育園では、0歳から6歳の子どもたち一人ひとりがやってみたいことを見つけ、どうにかして感じたことを実現しようとやってみます。何にもじゃまされず、時間も忘れて過ごす場所はなんと幸せな事でしょうか。同じことを決め、同じ年齢の友だちと同時にいっしょに行うことは楽しい経験です。でも、その前に一人ひとりが感じたことでやりたいことに出会った時、自分で終わりにするまで体を使って表現する経験が大切だと考えています。生まれて初めて出会ったことをまっすぐに見て感じる事を忘れずにいたいものです。私も、何歳になっても心が揺り動かされる何かを見つけられたらと思います。

旧約聖書には『平和な人には未来がある。』とありますが、なかなか納得はできません。だからこそ、平和に過ごすために私の幸福を探したいと思います。人間の力では到底かなわない、自然の力は偉大です。何よりも、生命が生まれ、育つ過程に不思議な力を感じます。
荒ぶる自然の中に神の力を感じながら、予測不可能な災いを正しく恐れながら、最善を尽くす勇気を持ち、畏れ敬いたいと思います。

熊本地震で生命を失った方の魂の平安と心と身体に傷を負った方の癒しを心からお祈り申し上げます。10年前は、被災した熊本YMCAが運営する保育園や益城町体育館を全国のYMCAが支えました。今週から、東京YMCAをはじめ、各地のYMCAが現地での活動を始めています。今回も、支援のための街頭募金も始めています。ご協力いただけると嬉しく思います。『平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。』マタイによる福音書5章9節とあります。だれかと比べるのではなく、私の幸福を求め、私の平和を実現したいと心から願います。

(園長 今井 世都)

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