オリーブ保育園、1月の園だよりをアップしました。

【園長メッセージ】
新年あけましておめでとうございます。
新しい年2019年、皆さまに神様の祝福が豊かにありますようお祈りいたします。

お正月をご家族のもとでゆっくりと過ごした子どもたちは、また少し逞しくなって登園してきます。今年もたくさんの物語をこのオリーブ保育園で繰り広げていってほしいと思います。

年末のクリスマス祝会では子どもたちと共にイエスさまの誕生の喜びを祝いました。年長組さんのページェント(生誕劇)は、子どもたちが一生懸命に演じる姿や歌声が本当に感動的でした。

クリスマスが終わっても子どもたちは何気なくページェントの歌を口ずさんでいました。その姿から、喜びの心が胸に深く刻まれたことを感じています。リハーサルでは祖父母の方々や、ゆり組(4歳児)、ひまわり組(3歳児)にも披露しましたが、最後まで真剣なまなざしで見ていたゆり組、ひまわり組の子どもたちの姿がとても印象に残りました。

そしてページェントが終了した後、お父様やお母様に感想をうかがいました。その中でヨセフ役を演じた子のお母様から『歌の中に"心の優しいヨセフさま"という歌詞があり、それを聞いてヨセフの役をやりたいと言っていた』というお話がありました。私たち大人が思う以上に、子どもたちにはずっとずっと深い想いや感情があるのだということを、その言葉を聞いて改めて強く思いました。乳児期から集団の中で人と関わる経験を重ね、お友達とケンカもたくさんするけれど、そんな思いのぶつかり合いこそが子どもたちの感情を豊かに育ててゆくのだと実感しています。

新しい年も子どもたちの健やかな成長を願い、一人ひとりの思いに寄り添いながら保育者一同心を込めて保育して参りたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

（園長　矢野久美）