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2019年2月08日

2019年2月の園だよりをアップしました

 

オリーブ保育園、2月の園だよりをアップしました。

【園長メッセージ】
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ある朝、職員のロッカールームで一緒になった保育者の一人が『聞いてください!』と話をしてきました。そして、ひまわり組(3才児)とすみれ組(1才児)が一緒にお散歩に行った時の出来事を、嬉しそうに話し始めました。

2クラスの異年齢でお散歩に出発しようとした時、3才児の女の子が1才児のひとりの男の子と"手をつなぎたい"と保育者に言ってきたそうです。『いいよ、気をつけてね』と伝えると、その女の子は男の子の手を握り『この前も手つないだよね』と顔を覗き込みながら話しかけ、男の子も『うん、うん』とうなずきながら、嬉しそうに手をつないで歩く姿がとても可愛かった、というエピソードを話してくれました。きっと繋いだ小さな手と手の間には、暖かなぬくもりと共に喜びの心が伝わりあっていた事でしょう。

何気ない日常の生活の中で生まれる小さな出来事こそ、子どもたちにとって大切な時間であることを教えられた気がします。そして一緒に時を過ごしてきた子どもたちが、お友だちの輪を広げ、いつの間にかクラスを越えて繋がっている事をとても嬉しく感じます。

また別の日の寒い朝の事でした。登園してきたゆり組さん(4才児)の男の子が玄関で元気よく『おはようございます!』と言った後、そばにいたお友だちに『みんなと会えてうれしい!』と大きな声で言っていました。そんな風に言葉に出せる子どもの心は本当に素敵ですね。一緒に登園してきたその子のお父さんもびっくりした様子でしたが、わが子の素敵な言葉に少し照れ笑いをしていました。

卒園・進級まで残り2ヶ月間となりましたが、このオリーブ保育園という"大家族"で過ごす喜びや『みんなと会えてうれしい』という思いを、私たち保育者も
しっかりと言葉にして子どもたちに伝えながら、あたりまえの
穏やかな日常を大切に過ごしていきたいと思います。

                                              (園長 矢野久美)

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