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2019年8月02日

2019年8月の園だよりをアップしました

 

オリーブ保育園、8月の園だよりをアップしました。

【園長メッセージ】

201908olive_letter-1.jpg7月12日(金)、13日(土)の一泊二日で、さくら組(年長)20名と保育者7名でYMCA山中湖センターのキャンプ場に行って来ました。毎年恒例のさくら組の山中湖キャンプですが、今年は梅雨の長雨で、6月下旬からずっと雨が降っており、当日もご家族の方は傘をさしながらのお見送りでした。子どもたちを見送った後も、何度も天気予報をチェックされていたかと思います。

せめて雨が弱まるようにと神様に祈りながら山中湖に向かっておりました。そんな大人たちの心をよそに、子どもたちは、バスの中でキャンプソングを歌ったり、クイズ大会をしたりと大いに盛り上がっていたのでした。山中湖に到着した時も雨が止まず、カヌーやキャンプファイヤーもどうなるのかと思っておりましたが、子どもたちのパワーが天に届いたのか、到着して昼食を食べている間に奇跡的に雨は止み、カヌーやキャンプファイヤーをおもいきり楽しむことができました。

次の日の朝は富士山もはっきりと姿を現し、湖には逆さ富士が映り絶景でした。子どもたちは目の前に現れた迫力ある富士山の姿に『わーー!おおきーーい!』と全身で感動を表現していました。みんなで富士山に向かって『やっほーー!』と叫んだり、きれいな石を探したり、一人ひとりが興味のおもむくままに大自然の中での探索活動に夢中でした。ハクチョウが子どもたちのすぐ傍まで来てくれたり、野生のシカたちにも遭遇しました。タカが魚を捕まえる瞬間を見ることができたりと、全てが刺激的な体験の連続だったと思います。大自然に囲まれた森の中でみんなで食べたカレーやキャンプファイヤーはきっと忘れられない素敵な思い出になったことでしょう。

高層ビルが立ち並ぶ都会の中で育っていても、子どもはすぐに自然の中に溶け込むものですね。どんなにゲームやおもちゃが進化しても、子どもの瞳といのちを輝かせるのは自然の中にあるのだということを、この山中湖キャンプでの子だもたちの姿から改めて教えられました。
テレビもおもちゃも遊具もない森の中で、一人ひとりが興味の対象を見つけお友だち同士だけで過ごした時間は、心の奥でキラキラとずっと輝き続けていくことでしょう。
逞しくなったさくら組さんたちのこれからの成長を、楽しみに過ごしていきたいと思います。

(園長 矢野久美)

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