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2019年9月03日

2019年9月の園だよりをアップしました

 

オリーブ保育園、9月の園だよりをアップしました。

【園長メッセージ】

201909olive_letter.jpg暑い暑い夏からようやく風が心地よく感じられる季節に変わってきました。8月のオリーブは夕涼み会があったり、小学校のお兄さん、お姉さんが毎日代わるがわる夏休みのボランティアに来てくれたり、賑やかな夏になりました。

4回目を迎えた小学生ボランティアは今年も41名の子どもたちが参加してくれました。オリーブの子どもたちと一緒に遊んでくれるのはもちろんのことですが、食事の配膳や布団敷き、部屋の床やいすを磨いてくれたり、お昼寝の寝かしつけやプールの掃除まで、たくさんのお手伝いをしてくれました。ほとんどが卒園児や在園児の兄弟、姉妹ということもあり、お兄さんお姉さんぶりを発揮しながら"後輩たち"の面倒を本当によく見てくれていました。そして休憩時間にはしっかり夏休みの宿題をするなど、小学生の"貫禄"も見せていただきました。

アンケートで楽しかったことを尋ねてみると『みんなと一緒にお昼ごはんを食べたこと』というのがとても多かったのが印象的でした。困ったことは?の質問には『こどもをねかすとき、あそんでいたからちゅういしたけどきいてくれなかった』と保育士の実習生のような答えもあり、回を重ねるごとに、困ってしまうことも保育者寄りになってくるのだと感心してしまいました。手をつないで階段の昇り降りを一緒にしてくれたり、着替えを手伝ってくれたり、寝かしつけのときタオルケットをそっと掛けてあげていたり、自分より小さい子に対して、思いやりの心をもって接している姿がとても輝いていました。子どもの頃から、誰かの役に立つことで喜びを感じる体験は、何よりも大切なことかもしれませんね。

小学生たちが『来年もまた来ます!』と、すがすがしい笑顔で帰る姿を、毎回名残惜しく見送っていました。送り出してくださったご家族の皆さまにも感謝申し上げます。

小学生たちを憧れの眼差しで見ていたオリーブの子どもたち。いつか憧れられる側になるという、この素敵な連鎖がずっと続いていきますように願います。今月も子どもたちと一緒に心を動かしながら、今の時を喜びをもって保育をしていきたいと思います。

(園長 矢野久美)

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