真っ青な秋晴れの空が広がり気持ちの良い日が続く中、朝から園庭で元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの声と笑顔に自然と心が和みます。
いつどんな時も子どもたちはこの青空のような広く美しい心で、私たち大人の心を癒し包み込んでくれる本当にありがたい存在だと、このコロナ禍において痛切に感じています。

お散歩に出かける日が多くなり、子どもたちは帰ってくるなり公園で見つけた宝物をポケットから取り出して得意気に見せてくれます。そしてその宝物である、まつぼっくりや木の枝を、大切に靴箱にしまっています。毎年の事ながら子どもたちは季節の変化を真っ先に感じ、自然を保育園に運んできてくれて、いつも園内をあたたかな空気にしてくれています。

色づき始めた園庭の木に、いつの間にか登れるようになった3歳児クラスの男の子たちや、赤ちゃんだった0歳児クラスの子どもたちが小走りをしながら瞳を輝かせて探索をしている姿を目にすると、どのクラスの子どもたちからも大きな成長を感じられ、一緒に積み重ねてきた
時間の大切さを実感する毎日です。

どんなに世界や社会が変わっても、子どもたちに与えられた時間は平等であり、
成長のスピードも変わることはありません。

コロナ禍にあっても子どもたちの嬉しいことや楽しいこと、今しかできない、
保育園だからこそできる集団での経験を、これからも模索しながら過ごしていきたいと思っております。