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2020年7月02日

2020年7月の園だよりをアップしました

 

【園長メッセージ】

梅雨空の合間に差し込む太陽の光に、夏の訪れを感じる季節になりました。
本来であれば東京オリンピックが開催される予定であった7月。予定していた楽しいイベントが次々と中止となり、目に見えないウイルスとの闘いは一体いつまで続くのだろうと、世界中の誰もが不安を抱えながらの生活が続いていると思います。そんな中、保護者の皆様には約一か月半にわたり臨時休園、登園自粛にご協力をいただきましてありがとうございました。
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6月の末には子どもたちも70名ほどの登園となり、保育園は少しずつ賑わいを取り戻し始めています。現在保育の中では食事の際にテーブルの真ん中を仕切ったり、限られた空間の中で出来ることを工夫しながら行っています。新しい生活様式が求められる中、保育園だけでなく教育現場や社会そのものが、今大きく変わろうとしています。そして当たり前のように行ってきた行事や生活スタイルを、一から考え直す機会を与えられている気がします。本当に必要なものは何なのか。保育の現場においては、新しいものを生み出していく必要性を感じながら、責任の重さも実感しているところです。子どもたちが今、どんな事に心を動かしているのか、何を見て目を輝かせているのか。保育者や大人たちは子どもたちの視線の先をよく観察し、感覚を研ぎ澄ませていくことが今まで以上に必要であり、子どもの心に寄り添う豊かな感性が、保育者には求められると強く感じています。

今月から通常保育がスタートいたしますが、子どもたちが楽しい一日だったと笑顔で家に帰れるよう、日々の保育を更に充実させ、今までにない新しい楽しいプログラムを提供できるよう努力してまいります。そして7月ではありますが4月のような気持ちで、保護者の皆さまと共に子どもたちの成長を、温かなまなざしで見守って行きたいと思っております。

6月に植えたオリーブガーデンの野菜が育ってきています。子どもたちが嬉しそうに実に触れ
収穫する姿を思い浮かべながら、楽しみに待ちたいと思います。

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