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2021年10月01日

2021年10月の園だよりをアップしました

 

9月11日(土)に『さくらのオリーブキャンプ』と題して、5歳児クラスだけの"特別な日"をオリーブ保育園として用意しました。本来であれば年長クラスは、一泊で山中湖キャンプに毎年行っておりましたが、このコロナ禍においては昨年同様中止せざるを得ず、オリーブ保育園として何かできることはないかと、保育者が企画した活動でした。

まずは子どもたちに"キャンプのイメージ"を聞いてみました。子どもたちから出てきたキャンプのイメージは『テント』『料理をする』『肉を焼く』『船、カヌー』『火をつける』等でした。子どもたちの言葉を聞いて、保育者も"オリーブキャンプ"のイメージがどんどん広がっていき、プールに水を入れて、カヌーごっこができないか。ランタンを真ん中においてキャンプファイヤーごっこはどうか、等、聞いていてもワクワクするような展開になっていきました。カヌーはペットボトルを何個も組み合わせて、養生テープでぐるぐる巻きにして完成しました。たくさんのテントを用意し、寝袋やテーブル、チェアーやハンモック等、保育者たちから集まったグッズをホールにセットすると、まるでキャンプ場のようになりました。

カヌーは2人から乗り始めて、最後には4人で乗ることができ、みんな本当に楽しそうでした。お米研ぎにも挑戦し、おにぎりを自分たちで握って食べたり、最後は部屋を暗くして、真ん中にランタンを置いてキャンプファイヤーごっこで締めくくると、子どもたちの盛り上がりは最高潮に達していました。

半日の活動でしたが、こんなにも充実した体験がたくさんできるのだと、保育者たちも子どもたちと一緒に、心が動く喜びを存分に味わう事ができました。どこか特別な場所に行かなくても、ワクワクできる体験を通して、子どもたちが喜ぶ姿を見る事が保育者の幸せなのだと、実感しています。そして、社会の全てが変革の時である事を受け入れながら、新たな発想やアイディアで、子どもたちと一緒に本当に楽しい事をみつけていく時なのだとも感じています。

早いもので年度の半分が過ぎました。秋の澄みきった青空の下、子どもたちと一緒に
『たのしい!』を見つけながら今月も喜びをもって過ごしたいと思います。

(園長 矢野久美)

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