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2022年2月01日

2022年2月の園だよりをアップしました

 

一年の中で最も寒い2月になりました。先日は東京でも雪が降り積もり、子どもたちは大喜びでした。雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、目の前に広がる真っ白な世界に瞳を輝かせていました。滑って転ばないかという事ばかり考えている大人とは違って、雪景色を喜び、心から楽しんでいる子どもたちの様子を見ていると、大自然からの素敵な贈り物だったのかなと感じました。


昨年の話になりますが、ゆり組(4歳児)のご家族から『自宅で飼っているニシキゴイの赤ちゃんを保育園で何匹か飼いませんか?』とお話しを頂きました。それがきっかけとなり、ゆり組の子どもたちは図鑑でニシキゴイを調べ始めました。保育園で飼うにはどうしたらいいのか、クラスで話し合ったり他のクラスの保育者たちにもニシキゴイを飼った事があるか等、インタビューをして回っていました。ペットショップでエサの種類や飼育方法を聞いてきてくれたりと、クラスのご家族の方々を巻き込みながら、ニシキゴイについての興味がどんどん膨らんでいるゆり組の子どもたちです。年をまたいで子どもたちの探求心が広がりを見せているこのプロジェクト。命あるものを育てる大変さや大切さも学んでいます。今後ニシキゴイを飼うことになるのか、園庭に池を造ることになるのか(笑) 楽しみにしながら過ごしていきたいと思います。


早いものでさくら組(年長)は卒園まで残り2か月となりました。
先日、仕事が終わり帰りがけの調理職員に気付いたさくら組の子どもが、『給食さんだよね。いつもおいしい給食ありがとう。つくるのたいへんでしょ』と、恥ずかしそうに声を掛けたという素敵なエピソードを、調理員さんがとても嬉しそうに報告してくれました。感謝の気持ちを言葉にできるのはとても素晴らしい事ですね。優しい心根が大きく育っている事に感動し、見習いたいと思いました。人との繋がりが希薄になっていく日常の中にあっても、子どもたちはいつも太陽のような存在となって、私たちの心を照らしあたためてくれていることに心から感謝したいと思います。そしてまだまだ続いているコロナ禍の難局を、皆さまと一緒に乗り越えていきたいと思っています。

(園長 矢野久美)

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