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2022年10月03日

2022年10月の園だよりをアップしました

 

さわやかな風と真っ青な空がとても気持ちの良い秋晴れの日、園庭で遊んでいた乳児3クラス(0・1・2歳)の子どもたち。

たんぽぽ組(0歳児)はいつの間にかYMCAの帽子がよく似合うようになり、少し緊張しながら不思議そうに砂の感触を味わう姿を保育者たちが微笑ましく見守っていました。その眼差しに安心しながら少しづつ行動範囲や視野を広げている姿に、この半年間で築かれた保育者との深い絆を感じます。
すみれ組(1歳児)は、鉄棒や滑り台をダイナミックに楽しむようになりました。鉄棒にも少しの間つかまっていられるようになり、『見てて!』とカッコいい姿を見てもらおうとする姿からは余裕さえ感じられ、頼もしく成長している子どもたちがとても眩しく見えました。
ちゅうりっぷ組(2歳児)はこの3クラスの中にいると、すっかりお兄さん、お姉さんの風格です。砂場ではアイスクリームを作って保育者にふるまっていたり、枝を見つけて砂に絵を描いたり、虫探しにも夢中でした。
子どもたちのこの半年の成長は、本当にめざましく、どのクラスの子どもたちを見ても、いのちの輝きを感じられる時間でした。

そんな園庭での遊びを終え、0歳児のクラスの子どもたちが、少し早めにお部屋に帰ることになり、保育者が子どもたちをバギーに乗せ始めたのですが、今までご機嫌だったひとりの子が、まだ遊んでいたかったのかバギーに乗った瞬間に泣き始めました。すると、1歳児と2歳児の子どもたちがあっという間に集まってきて、バギーを囲み、足をさすったり頭を撫でたり、静かにじっと見ていたり、行動はそれぞれ違っていても、心配する気持ちはみんな同じでした。まだ小さな子どもたちが、自分よりもっと小さな命に気付き、心配する感情がこんなにも育まれている事にとても感動しました。

子どもたちの心は本当に美しく、優しさはすでに備わっているのだといつも感じています。そして、そのまっすぐな心を大切に育てていくことが保育者の使命なのだと改めて心に刻みたいと思います。

玄関には5歳児が作ったLaQ(ラキュー)の作品が飾られ、保育園の中はハロウィンの装飾が始まりました。楽しい雰囲気の中で子どもたちや保護者の方々の笑顔が保育園中に溢れるよう、今月も心が動く体験を子どもたちと一緒にしていきたいと思います。 

今朝も2階のテラスで朝のさわやかな光を浴びながら、おやつの牛乳を飲んでいるちゅうりっぷ組の子どもたちの元気な声が響いています。

                                                                                            (園長 矢野久美)


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