あたたかな日差しが園庭で遊ぶ子どもたちに降り注ぎ、春がもうそこまで来ている事を知らせてくれています。輝いたその表情は自信に満ち溢れ、一人ひとりの大きな成長を肌で感じながら日々を過ごしています。

卒園まで残り一か月となったさくら組の子どもたちですが、本年度も一年間、月に一度の『年長児礼拝』を石丸泰樹牧師に行っていただきました。礼拝の始まりはいつも子どもたちの讃美歌です。毎月の子どもたちの讃美歌もいつも楽しみにしてくださっていました。2月は最後の礼拝で『きみがすきだって』を歌いました。

"きみがすきだって　だれかぼくに　いってくれたら　ソラ　げんきになる"

石丸牧師はこの讃美歌を聴いて、小学校に行っても、たくさんの新しいお友だちに対してこんな気持ちでいれたらいいね。と子どもたちに伝えていました。

私たち大人も、この讃美歌の歌詞のように、とてもシンプルな事を大切にしたいと改めて思いました。
一年を通してこの園だよりで、子どもたちの素晴らしさを伝えて参りましたが、振り返ると私たち保育者は、いつも子どもたちから多くの学びと感動を与えてもらっていたことに気付かされます。
そして卒園していく子どもたちには、これからの新時代の主人公となって、新しい価値や文化を創っていってほしいと願っております。

つくしのように　すくすくと　しゅイエスのこどもよ　のびてゆけ
めだかのように　すいすいと　しゅイエスのこどもよ　すすみゆけ

　　　　　　　　　　　　3月の讃美歌『つくしのように』より
いつまでも子どもたちの心の中に讃美歌が残りますように。

最後にこの一年間、保護者の皆さまには、保育園へのあたたかなご理解とご協力をいただきましたことを保育者一同、心より感謝いたします。

そして、これからも皆さまに愛される保育園でありますよう職員全員で心を合わせ歩んで参りたいと思います。
一年間、本当にありがとうございました。

（園長　矢野久美）