８月は夏休み企画として小学生ボランティアを募集したところ、３年生から６年生まで総勢２３人の参加がありました。毎日のように来てくれるお兄さん、お姉さんにオリーブの子どもたちは興味津々でした。初めは小学生も緊張気味でしたが、そこは子ども同士。あっという間に溶け込んで、絵本や紙芝居を読んであげたり、レゴやLaQでリクエストされた物を作ったり、すぐに大人気になっていました。本棚の絵本をきれいに並べてくれたり、おもちゃの消毒をしてくれたり、小さな子どもたちに優しく接している姿を見ていると、このような体験が子どもたちにとって、とても大切な事だと改めて気付かされました。小学生にボランティアをして楽しかった事を尋ねると『子どもたちと遊んだこと』や、『絵本を読んであげたこと』という声がとても多くあがりました。誰かが喜んでくれる事が、自分の喜びとなる経験を、このボランティアを通して感じてくれている事がよくわかりました。そしてそれは、優しくしてもらったオリーブの子どもたちにとっても、心地よい経験となって、今後も受け継がれていく事でしょう。

地球レベルで大きな変化が起こっている今、私たち大人は"本当に大切な事"を、
未来の希望である子どもたちに残していかなくてはならないと、心から感じています。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、どんな時も変わらない子どもたちの笑顔に囲まれ
ながら過ごしている事に感謝し、今月も喜びをもって保育していきたいと思います。

（園長　矢野久美）