YMCAオリーブ保育園 > ニュース一覧 > 2024年7月の園だよりをアップしました
まるで真夏のような日差しの日が続き、園庭では大きなクスノキの木陰が、子どもたちを暑さから守ってくれています。ヤマモモの木から落ちた沢山の実は子どもたちの園庭遊びの中で欠かせないアイテムとなっています。
新年度に入って3ヶ月が過ぎ、どのクラスを見ても子どもたち一人ひとりが、自分らしく生き生きと過ごしているように感じています。現在行われている保育参観でも、保護者の方々が我が子と変わらないあたたかな眼差しで子どもたちと関わり、子どもたちもまた、安心感をもってお友だちのお父さんやお母さんと触れ合っている姿を見ていると、本当にたくさんの愛情の見守りの中で、子どもたちが生活をしている事を実感します。
そして参観を終えた保護者の皆さまの童心に返ったような表情が、とても印象に残りました。
子どもは遊びの中で育つ、夢中になって遊びこむことが大切だと言われています。遊び込む中で、疑問が生まれ知りたいという思いが芽生えたり、仲間と一緒に興味の対象を探したりする中で、それが生きるための大きな力になっていきます。ですがそれ以前に『自分は愛されている』と感じることで、大人に対する信頼感が育まれ、自分は大切な存在だと自己肯定感がもてるようになるという背景がそこには必要です。愛されている土台のもとに、子どもの学びたい気持ちが生まれ、それはやがて新しい未来を創っていく大きな糧となっていくのだと思います。これからもオリーブ保育園というもうひとつの大家族の中で、保護者の皆さまと共にあたたかな空間を築いていきたいと思っております。
今月は子どもたちの大好きな水遊びが本格的に始まり、年長組は山中湖キャンプもあります。この夏たくさんの経験を通して心も体も更に逞しくなってほしいと願っています。
(園長 矢野久美)