【園長メッセージ】

青い空にもくもくの白い雲。太陽の眩しさと共に、待ちに待った季節がやってきます。 7月は遊びのときです。水遊びに砂遊び・どろんこ遊び等々。洗濯物が増えれば増えるほど、子どもたちの経験が豊かになっている証です。 特に大好きなのは水遊びです。「どうして子どもは、こんなに水が好きなんだろう？」と、考えさせられます。20247

雨上がりの園庭に水たまりを見つけると、一生懸命びしゃびしゃとさわったり、水道をさわり長い時間手洗いをしていたり、水の冷たさや気持ちよさを意欲的に肌で感じているようです。冷たく心地よい水の感触は、子どもの思いのままに自由自在に変化してくれます。型にはまることなく、子どもの自由な豊かな働きかけに、自由に応えてくれます。さわるだけでも気持ちよく、水面をたたけばあちこちに飛び散り、コップに入れては流し入れては流し、ホースのシャワーの下で、全身ずぶぬれでその感触を楽しむ。水をたたいたり、すくったり、ながしたり、全身であびたりしながら、その度に目をキラキラと輝かしたり、びっくりして驚いたり、時には不安になったり。太陽の下で、水と汗まみれになって、思い思いに意欲的に遊ぶ笑顔が、"自由自在に遊べる水"が大好きな何よりの証です。

今年の夏はどのような遊びが生まれ、どのように感性が豊かに広がっていくのでしょうか。子どもたちの喜びはしゃぐ気いっぱいの笑い声が今からとても楽しみです。

また、夏は乳幼児にとって体調管理の大切なときでもあります。急に暑くなったり、身体がまだ暑さに馴れていないために、バランスを崩すことがあります。特に、暑さと水分の不足に乳幼児は弱いので、注意が必要です。園でも、戸外遊びの場所や時間・食事・睡眠・沐浴等での皮膚の清潔、室内温度や換気などに十分配慮してまいります。

　（園長　藤野恭子）

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