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2021年3月02日

2021年3月の園だよりをアップしました

 

春の訪れを告げる自然からのサインが、あちらこちらで見られるようになりました。本年度も残すところあと一か月となり、園庭で笑顔いっぱいに遊ぶ子どもたちを見ながら、あっという間に過ぎていった一年を振り返り過ごしています。
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先日、降園するゆり組(4歳児)の男の子が、下駄箱に靴を取りに来た際に、別のクラスのお友だちの下駄箱に入っていた"どんぐり"を見つけ、じっと見ていました。そのどんぐりの半分が割れてしまっている事に気付き、自分の下駄箱に入っていた綺麗な"どんぐり"とそっと取り替えてあげていました。「いいの?」と聞くと、『家にもまだいっぱいあるから』と笑顔で答える姿に、優しさを分けてもらった気持ちになり、子どもの心の美しさを象徴する出来事だと感じました。

一年を通してこの園だよりで、子どもたちの素晴らしさを伝えて参りましたが、振り返ると私たち保育者は、いつも子どもたちから沢山の感動と勇気と優しさを与えてもらっていたことを改めて感じています。どんなに世の中が変わっても、子どもたちだけはいつもと変わらない表情で笑い、私たちの大きな心の支えになってくれている事を実感しています。

さくら組(年長)の卒園まで残り一ヶ月となりましたが、こんな今だからこそ、私たち保育者は一日一日を大切に、みんなで一緒に過ごす素晴らしいこの瞬間を喜びを持って生きたいと思います。そしてオリーブ保育園から巣立っていく子どもたちには『ありがとう』の言葉を職員全員から贈りたいと思います。
未来に向かって歩いていく誇らしい後姿を、私たちはこれからもずっと応援していきます。

最後にこのコロナ禍の一年間、保護者の皆さまにはあたたかなご理解とご協力を頂きましたことを職員一同、心より感謝いたします。
そして、これからも皆さまに愛される保育園でありますよう職員全員で心を合わせ歩んで参りたいと思います。

一年間、本当にありがとうございました。

(園長 矢野久美)




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